2016年第2四半期(Q2, 4/1~6/30)の運用成績は、全体的に減少しました(-10.00%)。期間中の国内株式市場は下落し、TOPIX の値は-7.53%でした。
今期の運用結果は以下のグラフの通りになりました。
当期全体を見ると日経平均が-3.64%減少している( 4/1時点で 16,164.16 円が6/30時点で 15,575.92 円)ことに加えて、今期の末にイギリスのEU離脱が重なったこともあり、軒並み大きくパフォーマンスを落としました。
また円高が進んだこともあり、海外資産も減少しました(株価自体はほぼ横ばい)。
しかし、これはイギリスEU離脱に伴う“一時的な”下落であると考えております。
そのため、これは3ヶ月間を通じて資産が減少したわけではなく、”谷”のタイミングに(私自身の)決算のタイミングが来ただけにすぎません。実際、その直前(5月末時点)まではいずれの資産も順調(概ね横ばい〜増加傾向)でした。
したがって、今後も私の資産運用の方針は大きく変わらない他、投入資産についても大きく減少させるつもりはありません。
むしろ本質的な価値の低下を伴わない「価格のみの低下」であると考えられる今期終わりの状態は「買いどき」であると判断し、ヘッジファンドBに追加で500万円出資することとしました。
今期はヘッジファンドも8%ほど資産を減少させていますが、これも決算のタイミングの問題であり本質的に運用のパフォーマンスが下がっているようには感じられませんでした(実際、このファンドも3ヶ月の中では概ね順調に運用を行っていました)。
更新のタイミングが8月になってしまったこともありますが、実際に、その後いずれの株式・ヘッジファンドも軒並み価格を回復させています。
「本質的では無い」価格の変動に振り回されることなく、正しく判断して、常に冷静に「価値のあるもの」に投資を続けること。
そして短期的に一喜一憂せずに、長期の目線で見て目標となる運用成績が達成できるよう、今後も”落ち着いて”運用を行っていきたいと思います。
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私が運用しているヘッジファンドは海外のものであり、一般の方が出資をするのは難しいかと思います(私の場合は、外資系投資銀行時代の人脈や紹介で知ることができました)
ですが、当サイトでは「日本国内」で「比較的簡単に出資できる」おすすめのファンドをランキング形式で紹介しています。興味のある方は是非参考にしてみてください。
また、日本ではあまり馴染みがない方もいらっしゃると思いますので、50歳からの資産運用では、ヘッジファンドに関する様々な解説・検証記事を掲載しています。
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