2017年第1四半期(Q1, 1/1~3/31)の運用成績は、堅調に収益が出ました(全体で+2.41%)。
今期を通じて日経平均株価は19,594.16円(1月4日時点)から18,909.26円(3月31日時点)まで3.50%の下落でしたが、以下のグラフからもわかるように、値動きは大きく乱高下した、非常に不安定なものでした。
私個人の今期のパフォーマンスは以下のようになりました。
今期の運用パフォーマンスを見ると、円高の影響を受け、海外株や輸出超過の企業はマイナスになりましたが、全体ではプラスの収支となりました。
今期の運用パフォーマンスは全体で+2.41%と、当初のパフォーマンス目標としていた3ヶ月あたり+2.5%(年間+10%)のパフォーマンスと非常に近い成果となっています。
今後もこのパフォーマンスを安定・継続して達成していくことが目標です。
ポートフォリオ全体ではプラスとなりましたが、個別株だけの収支を見ると若干のマイナス(-2.83%)となっています。
これは、日経平均全体が、大きく乱高下しつつ、最終的に若干のマイナス(-3.50%)となったことと非常に強い相関が出た結果かと思います。
やはり、市況に左右されることなく安定したパフォーマンスを発揮するのは、個人で個別株での投資をすることでは非常に難しいと感じる3ヶ月間でした。
一方で、ポートフォリオ全体のパフォーマンスを下支えしているのは、ヘッジファンドのパフォーマンスです(今期+4.51%)です。市況がマイナスであるにも関わらず成果をあげる点は、絶対利益(※)を追求するヘッジファンドならではだと思います。
※絶対利益:市況に左右されずどのような局面でもプラスのパフォーマンスを追い求めること
過去4年のパフォーマンスで見ても、2013年, +0.99%、2014年, +0.82%、2015年, +2.92%、2016年, +1.68%と、年間の収支がマイナスになったことは一度もありません。
この安定したパフォーマンスを信じ、今後もヘッジファンド中心のポートフォリオ(全体の72.90%がヘッジファンド)のまま運用を続けていこうと思います。
なお、今期は資産の移動はありません。
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私が運用しているヘッジファンドは海外のものであり、一般の方が出資をするのは難しいかと思います(私の場合は、外資系投資銀行時代の人脈や紹介で知ることができました)
ですが、当サイトでは「日本国内」で「比較的簡単に出資できる」おすすめのファンドをランキング形式で紹介しています。興味のある方は是非参考にしてみてください。
また、日本ではあまり馴染みがない方もいらっしゃると思いますので、50歳からの資産運用では、ヘッジファンドに関する様々な解説・検証記事を掲載しています。
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