50歳からの資産運用 1,000万円運用 【ファンド解剖】トータスパートナーズをわかりやすく解説する

【ファンド解剖】トータスパートナーズをわかりやすく解説する

トータスパートナーズというファンドの注目が高まっていますが、なかなか情報が得にくく、ビジネスモデルも少し聞きなれないもののため、どのように評価・判断して良いのかわからないという方も多いようです。
そこで、今回は注目のトータスパートナーズについて、投資を迷っている人の理解が進むようにわかりやすく解説していきたいと思います。

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トータスパートナーズ
ファンド
最終更新日:2023年01月10日

ファンドの見極めは難しい

 

ファンドで運用することが少しずつ一般的になってきており、より専門的な運用で高い成果が期待される私募ファンドは、ある程度の資産を持った人たちの間で高く評価されています。

 

しかし、銀行や証券会社で取り扱っているということもなく、交付目論見書の開示義務もない私募のファンドは情報を掴みにくく実態を把握するのが難しいという側面があります。

 

「ファンド」という専門性の高さから、運用の仕方(投資戦略)にもそれぞれ特徴があり、単に市場で株の売買をしているだけではないものも少なくありません。

今回は、様々あるファンドの中から、PEファンドに分類される「トータスパートナーズ(Tortoise Partners)」について、解説していきたいと思います。

 

 

トータスパートナーズとは

 

トータスパートナーズはいわゆる「ファンド」であり、出資者からの資金を元に、ファンドマネージャがまとめて資産を運用します。

 

トータスパートナーズは、未上場の優良企業に投資しており、いわゆる「PEファンド」の一つに分類されます。

証券会社などで買える一般的な公募の投資信託とは異なり「私募」であり紹介か問い合わせによる直接契約により出資が決まります。

と、ここまで読んでピンとくる方は少ないのではないでしょうか?それぞれのポイントについて詳しく解説していきたいと思います。

 

 

投資対象は非上場の優良企業

トータスパートナーズが投資対象としているのは、未上場(非公開)の株式です。

「PEファンド」と聞くと難しく感じることもあるかもしれませんが、PE(Private Equity)= 未公開株に投資するファンドということです。

 

日本で上場している企業は約3,600社ありますが、その裏で上場していない、いわゆる未公開・非上場といわれる企業はなんと約250万社もあります。

つまり、日本の株式会社の99.8%は未公開であり、市場(マーケット)でやりとりをする限り、全体の0.2%の企業しか知ることはできません。

 

未上場・非公開の企業には、創業間もない企業や上場に至らない業績・規模の企業もありますが、優良な老舗企業や、必要としていないために上場手続きをしていない企業も少なくありません。

大企業の子会社や関連会社、地方の地元に根付いた企業なども含まれています。

 

そういった企業の中から、黒字経営の優良な企業を選定し投資するのがトータスパートナーズです。

未公開株式の多くは、その会社の創業者や、親会社、関連会社のオーナーなど、少人数の投資家(個人・法人)が保有している場合がほとんどで、個人投資家が手にすることは難しいでしょうが、「ファンド」という規模(資金力)・立場を活かして、積極的に株主と直接交渉し、相対取引で株式を取得します。

 

 

価値提供(企業再生)が還元されるビジネスモデル

トータスパートナーズは単に未公開の株式で運用するファンドというわけではなく、その中でも特に「後継者不足」という経営課題を抱える企業の中から、事業が順調な黒字の優良企業を選定して投資します。

 

日本では、現在少子高齢化にともない企業の中でも高齢化が進み、約半数の企業の社長が60歳を超えているにも関わらず、その半数において高齢者が不在という問題を抱えています。

この傾向は特に中小企業で顕著で、日本そのものの経済力衰退にも関わる重要な社会問題です。

出展:2017年版中小企業白書 概要 平成29年4月 中小企業庁調査室
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/PDF/h29_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf

 

この「経営に課題を抱えつつも、事業が順調で黒字である優良企業」を選定し投資するのがトータスパートナーズです。

あえて課題のある企業に投資し、その課題を解決し価値を高めることで最終的に高値で株式を売却することで投資益を追求します。

出展:Tortoise Partners | TORTOISE PARTNERS site

 

トータスパートナーズの投資は、単に株式を買い、値上がりを待って売却し終了というわけではなく、投資先の企業の価値が向上するよう務め、自ら株式の価値を高める働きをします。

 

これがトータスパートナーズのファンドならではのビジネスモデルです。

ファンドという立場を活かし、未公開株を取得する
  →取得した企業の課題(後継者不足)解決に務める
    →投資先企業の価値(=株価が上がる)
      →投資としても収益を得る

 

この連鎖によって、ファンドとしての利益を追求するのがトータスパートナーズですが、合わせて投資先企業の経営も改善し、社会問題の解決(国力の強化)にも繋がるという社会的な存在意義も高いポイントも評価できます。

そのためにも、トータスパートナーズは外資投資銀行やコンサルティングファーム、総合商社、エンジニアなど様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成されているようです。

 

社会性の高いファンド(事業)は、継続性や発展性、安定感も高くなると言われています。

いわゆる「金転がし」のようなファンドとは異なる運用と言えるでしょう。

 

 

相場に左右されないパフォーマンス

トータスパートナーズの投資先となる非上場の株式会社は、日経平均のような相場の動きにほとんど値動きを左右されません。

そのためファンドのパフォーマンスも、情勢に左右されることなく安定することが期待できます。

 

米中の関係やトランプ大統領の存在など、日本国内に限らず日本経済に影響を与えるポイントは数多くあります。

昨今の不安定な市況において、パフォーマンスが相場に左右にくいPEファンドであるトータスパートナーズの価値は高くなります。

 

 

シンプルな直接契約スキーム

トータスパートナーズは「私募」であり、紹介や問い合わせによって出資者を募集します。

銀行や証券会社では取り扱っていないので注意が必要です。

また、少人数の投資家からのみ資金を募るのが一般的なため、資金を提供すれば誰でも買えるというものでもなく、契約までに面談などが必要になることもあります。

 

私募ファンドである注意点として、ロット(最低出資金、購入単位)が高くなることと、ロックアップ期間が長くなるという点があります。

一般的には1,000万円程度から出資を受け付けていることが多く、また一度投資してしまうと数ヶ月〜数年の間資金を移動させる(現金化する)ことが困難なケースがあります。

詳しいことは、ファンドや時期によって異なるため、具体的な金額や期間は直接確認してみてください。

 

 

ファンド選びで重要なこと

 

ここまでトータスパートナーズのポイントをいくつか解説してきました。まとめると以下のようになります。

・未公開株に投資するPEファンド
・投資先の経営課題を解決し、価値を向上させる=高値で売却し利益を得る
・課題の解決、国力の強化など、社会的意義も高い
・パフォーマンスが相場に左右されにくい
・直接問い合わせが必要
・資金とロックアップ期間に注意

 

今回は専門的なことを中心に解説しましたが、ファンドの情報は断片的であったり、最新の情報ではなないこともあるため、最終的には自分の目で直接確認する必要があります(今回の記事の内容は、2019年4月時点のものです)

正確なことは、ファンドの人に直接説明を受けるのが一番です。少しでも興味のあるのであれば、是非問い合わせてみてください。

 

Tortoise Partners(トータスパートナーズ)

■ 会社名:トータスパートナーズ合同会社(TORTOISE PARTNERS LLC)
■ 所在地:東京都港区三田3丁目4番地3
■ 最低出資額:1,000万円
■ 主な投資戦略:未公開株投資
■ URL:https://tortoisepartners.jp/

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