50歳からの資産運用 株式投資の超基本!投資をはじめる前に必ず知っておきたい基礎ワード

株式投資の超基本!投資をはじめる前に必ず知っておきたい基礎ワード

株式投資をするのであれば、必ず知っておかなkレバならない重要な指標や用語を解説していきます。
ここに出てくるようなワードは最低限理解しておかなければ、株式投資のスタートラインにも立てません。
しっかりと理解しておきましょう。

最終更新日:2019年08月15日

株式投資には、専門用語が多数存在します。

前回、PERらPBRといった重要指標を解説しましたが、分析の段階だけでなく、取引(売買)においても、様々な手段が存在します。

単純な(現物の)「買い」と「売り」だけでなく、様々な取引の方法があるのです。

取引だけでなく、株式投資を始める前に超基本の20のワードをおさえておきましょう。

関連ページ:『株式投資の超基本!重要資料と指標を解説 – PER、PBRからB/S、P/Lまで –

 

 

株式に関するワード

コード

上場した企業には、銘柄ごとに4桁の数字が割り振られます。世界共通のコードである「ISINコード(12桁)」などもありますが、一般に「コード」と言ったら「銘柄コード」のことと思ってよいでしょう。

会社名を何度も打たなくても、証券会社などではコードで検索できるので、保有している銘柄の番号くらいはその都度覚えておくと便利かもしれません。

 

最近は例外もありますが、基本的に以下のようなルールで割り振られます。

・1300〜1499:農林水産
・1500〜1699:鉱業
・1700〜1999:建設
・2000〜2999:食品
・3000〜3599:繊維製品
・3700〜3999:パルプ・紙
・4000〜4999:化学・医薬品
・5000〜5099:石油・石炭
・5100〜5199:ゴム
・5200〜5399:窯業
・5400〜5699:鉄鋼
・5700〜5800:非鉄金属
・5900〜5999:金属製品
・6000〜6499:機械
・6500〜6999:電気
・7000〜7499:輸送用機械
・7700〜7799:精密機械
・7800〜7999:その他製品
・8000〜8299:商業
・8300〜8599:銀行・ノンバンク
・8600〜8699:証券・証券先物
・8700〜8799:保険
・8800〜8999:不動産
・9000〜9099:陸運
・9100〜9199:海運
・9200〜9299:空運
9300〜9399:倉庫・運輸
・9400〜9499:情報通信
・9500〜9599:電気ガス
9600〜9999:サービス

参考:業種別分類項目及び業種コード
https://www.jpx.co.jp/sicc/sectors/nlsgeu00000329wk-att/gyousyu.pdf

 

株価/時価総額

株価とは、その名の通りその株式の価格のことです。株式の価格(株価)は相場で決定され、そこに参加している全ての投資家の総意によって決定されます。

「1,000円なら買いたい」
「1,100円以上になったら売りたい」

などの思惑によって調整され、常に株価は変動しています。

 

また、企業が発行する株式には数があります。株価が1,000円の銘柄を100株買うのには、1,000×100 = 10万円必要になります。

特に、その企業の全ての発行済株式×株価のことを「時価総額」といいます。

例えば、日本で時価総額が最も高い「トヨタ自動車(コード:7203)」の場合、株価が6,837円、株式数が3,262,997,492(約32億株)なので、時価総額は「6,837×32億= 22,309,114,000,000(約22兆円)」となります。

※2019年8月10日時点

 

配当

株価と並んで、株式投資をする人の多くが気にしているのが「配当」です。配当とは、持ってる株式に応じて、会社の利益を株主に還元するものです。

配当の相場は2%前後と言われていますが、会社によって異なるので注意しましょう。

仮に配当率3%の株式を10万円分保有している場合、10万円×3% =3,000円を受け取ることができます。配当のタイミングも会社ごとに異なりますが、年に1,2回のことが一般的です。

 

配当をもらえると「嬉しい」と感じる人や「得した」「儲かった」と勘違いし、配当率の高いところばかりを保有しようとする人がいますが、「配当の高さ=良い」かというと一概にそうとも言えません。

 

配当は、企業の内部留保(資産)から株主に対して支払われます。

つまり、配当を支払うと会社の資産は減り、価値は下がるはずなのです。結果、一般的に株価は下がります。配当を3%貰えても、株価が3%下がっては意味がありませんね。

 

仮に資産が余っている(貯め込んで使う道もない)のであれば、配当によって株主に還元するに越したことはありませんが、会社の余剰資金は、設備投資や研究開発に回されることで、さらなる成長や発展、利益に繋がることもあります。

結果、会社としての価値が上がれば、配当以上に株価の向上によって利益を得られるかもしれません。

もちろん株価が変動する理由は配当以外にもあるので、それ以外も考えなければいけません。一概に配当の高さだけで判断してしまわないように気をつけましょう。

 

その他のワード

日経平均

日経平均は「日経225」などとも呼ばれますが、これは東証一部に上場する株式のうち、「代表的なもの」と呼ばれ、取引が活発な225の銘柄の株価の平均です。この225の銘柄は、日本経済新聞(日経新聞)が選出します。

2019年8月10日現在は、トヨタ、みずほFG、東京海上、JT、イオンなど日本を代表するような企業が、様々な業種からバランスよく選出されています。

また、これらの組み入れ銘柄は定期的に見直され入れ替えが行われます。最近は「ZOZO」や「任天堂」といった企業が新たに選出されるのではと注目を集めています(新しく選ばれる銘柄があれば、その分外される銘柄もあるので合わせて注目しておきたいところです)。

 

TOPIX

TOPIXは「東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)」の通称であり、東証一部に上場する“全て”の株式の時価総額の合計を元に算出されます。

基準となる、1968年を100ポイントとして、そこから成長度合いを倍率(ポイント)で見ることができます。

TOPIXは、日本経済全体の規模を表していると捉えることができます。

 

ETF

ETF(Exchange Traded Fund )は「上場投資信託」のことであり、一般的な投資信託のように、1日ごとの基準価格ではなく、常に変動する市場の価格で売買されます。

先述のような、日経平均やTOPIX、アメリカのNYダウなど、様々な指標ごとに作成されており、それぞれ指標(インデックス)に連動するよう運用されるパッシブタイプの投資信託になります。

特定の企業ではなく、国や地域といった大きなものを対象に投資したいという人に適しています。

一般的な投資信託と比較して手数料が安いという特徴があります。

 

IPO

IPO(Initial Public Offering)とは、未上場の企業が新規に上場し株式公開することをいいます。

IPOは頻繁に起こることではありませんが、企業が新規で上場するということは、その企業にとっては「市場から大きく資金調達をする」「上場が認められた=立派な企業の証」という大きな意味があるだけでなく、投資家にとっても大きなチャンスとなるため注目が集まりがちです。

IPOが、投資家にとってどのように重要なのかは以下の記事でも開設しているので、ぜひ参考にしてください。

IPO投資は本当に必勝法なのか?仕組みと裏付けから、リスクや実践方法を検証する
ソフトバンク上場で大儲け!?IPO投資で高確率な利益を得る方法とは

 

TOB

TOBは株式公開買い付けのことで、特定の期間・条件で不特定多数から市場を通さずに大量に株式を買い付けることを言います。これは、企業が企業を買収(子会社化)したり、ヘッジファンドなどが大量に株式を取得したりする場合に実施されます。

TOBは、どうしても大量に株式を取得したい場合に実施されることが一般的なため、通常の市場での取引よりもより条件が設定されることも多く、投資家は注意して確認しておく必要があります。