元本保証されている商品は低利率
“元本保証”とは、運用する資金が元本割れしないことを保証している金融商品です。つまり、元手が減らないことを約束している商品になります。
元本保証されている最も一般的な金融商品は預金です。銀行に預金をしていないという人はいないと思います。
ですが、普通預金の利率は、例えばメガバンクで0.001%となっています。
100万円を預けても利息は年10円にしかならないのです。さらに、ここに20.315%の源泉分離課税が生じます。
つまり、実際には100万円を預けても利息は8円程度にしかならないのです。
これは、資産を増やす運用とは呼べないでしょう。
また、元本保証されている金融商品に国債があります。国債は満期まで持っていると満額での償還が約束されています。
その利率は財務省ホームページによると以下のようになっています。
参考:現在募集中の個人向け国債・新窓販国債 : 財務省
http://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/recruitment/
上記で募集している国債の表面利率は0.05%です。
すなわち、100万円で年500円しかつかないことを意味しています。さらに、普通預金と同様、税金を考慮する必要があります。
実際には100万円で約400円の利益しか生じないことが分かります。
普通預金や国債例から分かるように元本保証の金融商品は、利率が著しく低いと言わざるを得ません。
それでは、上手く資産を運用していくにはどうすれば良いのでしょうか。
投資信託は元本保証ではない
やはり、投資で資産を増やしていくには元本割れのリスクを取る必要があります。
価格変動が生じない金融商品で大きな利益を出すのは難しいのです。
最近では、投資と言えば投資信託が普及しています。これはひとえに国として投資信託を広めた結果と言えるでしょう。
銀行にある程度のお金を預けていると投資信託の勧誘も頻繁にあるかと思います。
では、それだけ勧められる投資信託は安全なのでしょうか。
銀行の中には、投資信託は預金に近いなどと、営業をしてくるところもありますが事実とは全く異なる言い方です。
投資信託は預金と異なり元本保証ではありませんので注意が必要です。あくまで投資信託は元本を棄損する可能性がある商品であり、運用は自己責任です。
銀行や証券会社の言う通りお任せで運用したとしても、リスクは自分にあります。
運用を任せるならヘッジファンド
せっかくリスクを取って投資を行うのであればヘッジファンドでの運用がおすすめです。
ヘッジファンドは、投資のプロがあなたに代わって資産運用を行ってくれるサービスです。
なんと、優良なファンドであれば年利が10~20%ということも珍しくありません。また、その他の金融商品と比べると、比較的“安定して”高い利回りとなっています。
従来ヘッジファンドは億単位の超富裕層向けに限られたサービスで、一般の個人投資家には手が届かないものでした。しかし、近年では500~1,000万円ほどから出資を受け付けているヘッジファンドも存在します。
当サイトでは、私の外資系投資銀行時代の知識と経験から、信頼のおける優良ファンドをランキング形式で紹介しています。興味のある方は是非参考にしてみてください。