「退職金」などでまとまった資金が手元に入ったら、間違いなく資産運用をすべきです。
しかし、これまで投資に縁のなかった人がいきなり始めようと思っても「どうしたらいいのか分からない」となってしまいます。
実は、退職金には「退職金専用」とも言える運用方法があります。
そこで、今回は退職金を運用する際にどう考えればいいのか、どこに投資したらいいのか解説していきたいと思います。
退職金の運用先はどうやって決めたらいいの?
退職金の運用先は、どのように選んだらよいのでしょうか?
それは、資産運用において「何を目的(ゴール)とするか」によって決まってきます。
例えばですが、
「何があっても投資によって損はしたくない」と思うのか、
「資産が半分になってもいいから1年で2倍にすることを目指す」のか、
「リスクをできるだけ抑えて年間10%程度の利回りを狙っていく」のか、
といったことを考える必要があります。
この「リスクをどれだけ取るのか」「リターンをどれだけ狙うのか」ということに関して、絶対の正解はありません。
個人の好みによっても異なりますし、年齢や資産状況によっても異なります。
ただし、この「資産運用の戦略」とも言える”考え方”が、何に投資するかの判断軸になるので、自分がどうしたいかを考えておく事はとても重要です。
その上でいくつか興味のある金融商品を見て投資判断をしましょう。
1. 絶対に投資で損をしたくない、利益は少しでもいい
投資で絶対に損をしたくないという方には「定期預金」がおすすめです。
定期預金なので元本割れする心配もありません。
その代わり、リターンもとても低く金利はメガバンクの場合、年間で0.01%です。
「地銀」や「ネット口座」を駆使することで0.2%まで引き上げることもできますが、それでも超低金利であることには変わりありません。
利回り0.2%とは、1,000万円を預けて年間で2万円です。
個人的には物足りないと感じますが、この利回りでいいから絶対に損をしたくないという方には、定期預金も選択肢の一つです。
また、退職金”限定”で、定期預金の利回りを6~8%と高く設定している所もあります。
ただし、これは
「投資信託を同時購入する事が条件」
「6-8%の金利が適用されるのは最初の三カ月だけ」
「NISA口座での取引が必要」
などの、細かい条件があるので必ず注意して確認するようにして下さい。
2. 資産がなくなってもいいから短期間で資産を2倍3倍にしたい
投資で損を出すのは構わない、それでもとにかく1年で資産を2倍、3倍に増やせる可能性が欲しいという方は、FXなどの価格変動が大きい金融商品で運用する方法があります。
ただし、投資によって1年で資産を2-3倍にするのは非常に困難です。
もちろん、世の中にはFXなどの運用でそれを実現した人もいますが、”たまたま”の人がほとんどでしょう。
運の要素がとても大きいため、これを何年にも渡って継続するのはほとんど実現不可能なレベルです。
個人的にはこういった投資のやり方はオススメしませんが、
「退職金がなくなっても構わない。それでも2倍や3倍に増やす夢を追ってみたい」
という方は取り組んでみてもいいかもしれません。
3. リスクをできるだけ抑えて効率よく年間10%程度で運用したい
年間10%程度の利回りを狙うけども、損する可能性をできるだけ低くしたいという方は「ヘッジファンド」での運用がおすすめです。個人的にはこのプランが最もおすすめできます。
年間10%程度で運用できれば、1,000万円が1年で1,100万円になる計算ですから、投資としては大成功です。
さらに、年10%程度であれば、リスクも上手く管理しながら運用することができます。
ヘッジファンドとは、個人投資家の代わって、投資のプロが資産を預かり運用してくれるサービスです。
初心者の方でも資産運用のプロと変わらないパフォーマンスを享受することができます。
ヘッジファンドの中には、毎年安定して10~20%というハイレベルな成果を出すところもありますので是非チェックしてみてください。
知らなきゃ損する退職金専用の運用方法とは
普通の人はなかなかできませんが、「退職金だからこそできる」お得な運用があります。
退職金の持つ2つの特徴と合わせて見ていきましょう。
特徴1. 退職金はまとまった資金である
退職金はそれまで勤めた会社から、退職時に貰えるお金ですが、最も大きな特徴として「まとまった金額である」という点が挙げられます。
これが、投資において非常に重要になります。
何故ならば、「大きな金額じゃなければできない投資」を選択できるからです。
例えば、先述の「ヘッジファンド」は利回りが年10%と非常に高く、リスクもコントロールされており非常に魅力的な投資先です。
しかし、「最低出資金」が1,000万円や、中には1億円というところもあり、誰でも簡単に出資できる訳ではありません。
1万円からはじめられる投資信託やFXと比べてもその差は歴然です。
どれだけ「ヘッジファンドに投資したい!」と思ってもある程度の資金がなければ受け付けてもらえません。
「退職金」というまとまった資金を手に入れたならば、今だからこそできるヘッジファンドでの運用も検討してみましょう。
特徴2. 退職金はむやみに減らしてはいけない資金である
もう一つの特徴として、「退職金はむやみに減らしてはいけない」という点も挙げられます。
なぜなら、退職金を受け取る方のほとんどははある程度の年齢に達しているためです。
若いうちであれば、リスクを大きくとってリターンも大きく狙ってもいいかもしれません。
ですが、老後において重要な資産である「退職金」は守りながら増やしていく必要があります。
資産を守りながら増やせるという意味では、資産運用のプロがリスクマネジメントをしてくれる、ヘッジファンドでの運用は適しているでしょう。
ヘッジファンドについては以下のページでも詳しく解説しているので興味のある方は是非ご一読ください。
➡︎ 【2019年】日本のおすすめヘッジファンドランキングと、投資する際に気をつけたいポイントを徹底解説
➡︎ 信頼できるヘッジファンドはどうやって探せば良いの?ファンド選びの際に重要なポイント【超基本】
➡︎ 【まとめ】ファンドへの投資はリスクが高い?ヘッジファンドに投資するときに絶対に注意したい4つのポイント
また、当サイトでは、様々なファンドをランキング形式で紹介しています。こちらも、興味のある方は是非参考にしてみてください。