50歳からの資産運用 資産運用 海外に行ってようやく気付く日本人の投資に対する意識の低さ

海外に行ってようやく気付く日本人の投資に対する意識の低さ

海外駐在、特にアメリカやイギリスなど、欧米での赴任を終えて日本に戻って来た人は、決まって資産運用に対する「焦り」を口にします。
たしかに日本では資産運用はあまり馴染みがないかもしれませんが、日本と欧米では、意識はそんなに違うものなのでしょうか?

資産運用
最終更新日:2017年06月25日

海外経験者が感じる資産運用に対する焦り

 

私の周りは海外で赴任をしている知人が非常に多いのですが、日系のメーカー等で勤務をしており海外赴任などを終えて日本に帰って来た方は、決まって資産運用に関する「焦り」を口にします。

実際に、アメリカから帰って来た知人から、「ちょっと自分自身の運用についてアドバイスして欲しい」とよく相談されます。

 

アメリカと日本では、金融リテラシーや、運用に関する知識のレベルが全然違うというのはよく言われていることですが、やはり実際に海外に赴任してみるとその差に気付き愕然とするようです。

 

実際に私の知人で、商社に勤務しており、アメリカの支店に3年ほど駐在していた友人がいますが、アメリカ滞在時、彼はオフィス内で同じ会社の社員が「株」や「投資信託」の話をしているのを聞いて驚いたと言っていました。

 

「自分は何の株を持っている」「どの投資信託やファンドがオススメだ」と言った具体的な話がランチタイムに飛び交い「お前はどのように運用をしているんだ」と聞かれて答えに詰まったそうです。

仕事中に自分の保有している株価の推移を見るのも当たり前のことで、日夜問わず運用に関する話が自然と出てくるのだと言っていました。

 

 

 

なぜ日本人は投資を敬遠するのか?

 

日本でこのようなことが起こらないのは、「お金の話は卑しいものだ」という基本的な通念があるからでしょう。

 

人前でお金の話をしてはいけない、自分の財布事情を話してはいけない。

これは、日本が島国であり、狭い土地の中で、多くの人達と密にコミュニケーションをとってきた文化と深く関係しているかもしれません。いずれにしてもお金に対する考え方が、日本とアメリカで大きく異なっています。

 

私が問題だと思っているのは、日本人のお金の対するスタンスそのものでなく、日本人の実態との乖離です。

 

実際のところ、多くの日本人はお金に興味がありたくさんお金を稼ぎたいと思っており、そして他人のお金や運用について気になっています

しかし、そういう話はイヤラしいものだという考えのもと、”我慢”しているのです。

 

お金の話は、やはり色んな人と議論すればするほど理解が深まりますし、勉強すればする程、色々なことが見えてきます

「卑しいものだ」と決めつけて殻に閉じこもり自分の世界から一歩も出ずに何も考えずただ貯金をしていてもお金は増えません。

 

実際に投資する”までは”リスクは何もないのですから、臆することなく情報はとりにいくべきだし、恐れることなくお金の話はして良いのではないかなと思うのです。

よくわからない通念に縛られて、運用や投資の話から逃れていては、いつまで経っても状況は好転しません。しまいには海外にでも行けば恥をかいてしまうことになるのです。

 

もっとオープンでいるべき。

それが、管理人の「お金の話」に対するスタンスです。