後悔したときにはもう遅い・・・?
資産運用に関して、最も多く耳にする「後悔」とは何でしょうか。
様々な人の資産運用の話を聞いてきた結果、今まで最も多く耳にした後悔は、「資産運用してこなかった」後悔でしょう。
特に退職を迎えたタイミングで貯蓄や年金による生活を見つめ、なぜ運用をしてこなかったのかと考える人が多い印象です。
いつから運用を始めればよいのか
必ずしも20代・30代から運用をスタートした方が良いとは限りません。
投資や運用に関して言えば元手の大きさが非常に重要であり、50万円しか余裕資産がない状態でそれをどこに投資しようか必死に考えても実質的にはあまり意味がありmせん。
ですが、40代・50代になってきて余剰資金(運用資金)が1,000万円を超えているようであれば、確実に資産運用を始めるべきです。
10年-20年運用することで、運用しない場合と比べて、金銭的な余裕に大きな差ができます。
同じような仕事をして、同じような収入で、同じような生活をしている人たちでも、運用の有無によって将来的な貯蓄額には1,000万円も2,000万円も開きが出てきます。
定年退職を迎えた時に、金銭的な見通しがどれだけたっているか、金銭的にどれだけ余裕がもてるか。これは、精神的な余裕に大きく貢献するようです。
実際、40代-50代からしっかりと自分にあった運用先を見つけ、安定して3-10%程度の利回りで毎年運用している方は、老後の生活面での不安を口にすることがほとんどありません。
そういう意味でも資産運用は人生の豊かさに大きく寄与すると言えるでしょう。
資産運用をする人としない人は何が違うのか
資産運用を「やらなかった」人の話を聞いていくと、やらなかったことに大きな意味はないようです。
「”なんとなく”投資は儲からないと思っていた」
「”なんとなく”リスクがあると思っていた」
こういった理由から投資・運用というものを敬遠しているうちに、定年を迎えてしまったという方が大半のように思います。
確かに、金融や運用については学校で教わるわけでもなければ、会社で教わるわけでもありません。
受動的なスタンスのままではいつまでたっても何も分かりません。
「自ら学びにいく」「自ら情報をとりにいく」という姿勢が命運を分けます。だからこそ、最初の一歩を踏み出せるかどうかが大きな差になっていくのだと思います。
「自ら学ぶ」「情報を取りにいく」と言っても、何から手をつけていいのかわからない人も少なくないでしょう。
まずは、気になっているファンドに問い合わせて、話を聞くくらいでも良いのです。信頼出来る知人を訪ねて、自分の資産状況をチェックしてもらう事も一つでしょう。
とにかく、「自分の信じられる何か」を探すことが大切です。
余剰資産(運用資金)のない段階から、一刻も早く運用を始めろとは言いません。ただし、貯蓄が1,000万円、2,000万円となってくれば銀行に預けているだけではもったいないと思います。
自分なりの運用先を見つけ、大きなリスクに晒すことなく着実に貯蓄を増やしていく方法を検討すべきでしょう。
資産運用における”最大の後悔”とは、定年を迎えるときに感じる「やらなかった」後悔です。
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すでに運用をしている人も、これから資産運用をスタートしようという人も、是非参考にしてみて下さい。