50歳からの資産運用 資産運用 【要注意】資産運用において絶対に忘れてはいけないたった2つの心得

【要注意】資産運用において絶対に忘れてはいけないたった2つの心得

資産運用を始めれば、遅かれ早かれ、多かれ少なかれ結果がでます。自分の資産が増えれば嬉しいですし、減ってしまうと不安になったりしてしまうものです。そんなとき人は「もっと増資をしよう!」「やっぱり撤退した方が…」などと様々な考えを巡らせてしまいます。
しかし、実際に資産が動けば冷静な判断ができなくなってしまうものです。
ここでは冷静な今のうちに、忘れてはいけない心構えを今一度確認しておきたいと思います

資産運用
最終更新日:2017年07月17日

これから資産運用を始めるあなたに

 

資産運用によって、経済的により豊かに・余裕を持った生活を送れるようになりたいと考えている人は少なくないでしょう。

 

年金の受給額が減り、銀行の金利が限りなく0(ゼロ)に近しくなってしまっている昨今の日本においては、資産運用の必要性は非常に高まってきています。

また、その重要性もより多くの資産を築いてきた人ほど顕著になっています。

 

国全体の方針としても「貯蓄から投資へ」といった傾向は高まってきており、NISAやREIT、ラップファンドなどに代表されるような初心者でも投資を始めやすい仕組み(金融商品)が次々に創られています。

また、今までは、海外でこそメジャーだったものの、日本国内ではあまり認知されていなかった「ヘッジファンド」のような富裕層向けの金融商品(サービス)も少しずつ浸透してきており、その機運は高まってきていると言えます。

 

実際に、運用をスタートしている人も少なくないでしょうし。また資産が増えるにせよ、残念ながら減ってしまうにせよ、成果が出始めている方もいらっしゃるでしょう。

運用で資産が増えれば嬉しいですし、反対に減らしてしまった場合落ち込むこともあるでしょう。

 

そんな時こそ注意が必要です。

 

大切な資産を運用しているのですから気持ちが揺らいでしまうのは仕方のないことでしょう。

ただし、そういった時は得てして冷静な判断ができなくなってしまうものです。運用が順調な時は気が大きくなってしまいがちですし、反対に損失が出ている時は判断を焦りがちです。

 

そうして判断を誤り、最終的に運用を失敗してしまわないようにするために重要なことは、冷静なときにこそ運用の際に重要なポイントを確認しておくことです。

要点を絞って、改めて認識しておくことで、興奮や高揚、動揺や焦りが出た時でも正しい判断をすることができます。ここでは、そのポイントを2つに絞ったので、今一度確認しておきましょう。

 

 

絶対に忘れてはいけないたった2つの心得

 

短期的に一喜一憂しない

運用を続けていけば、資産が増えることも減ることもあるでしょう。

大切なのは、その時に必要以上に一喜一憂しないことです。もちろん大切な資産を運用しているのですから資産が増えれば嬉しいですし、資産が減れば悲しい思いをすることでしょう。

 

ただし、重要なのは必要以上に“一時的な値動きに振り回されない”ことです。

 

例えば、安定的に運用しようという考えのもと、年間で+10~15%程度のパフォーマンスを目標に運用を行なっていたとします。

しかし、運用を始めた最初の月でいきなり+5%の収益が出たとします。これを1年間通じて継続すれば、年間で+60%もの収益がでます。

 

こんな時あなたならどう考えるでしょうか。

「運用なんて簡単だ。思ったより成果をあげられそう」
「せっかく成果もでたことだし、もう少しアグレッシブにしてみようか」
「収益が見込めそうだし、運用資金を増やしてみよう」

などと考えてしまう人は危険かもしれません。

 

仮に一ヶ月で+5%の収益をあげたとしても、それは”たかだか”一ヶ月の話なのです。

どんなに大きく値動きしない”だろう”と思われる金融商品であってもたった一ヶ月を切り取ってしまえばその値動きは予想できません。

反対に少し値が下がったからといって焦ってその商品(銘柄)を売ってしまい別の商品に移行するのも得策とは言えません。

※もちろん程度にもよりますし、その金融商品が今後値上がりしそうもないと判断できる場合などは別ですが

 

きちんと調査・分析し、価格と価値の観点から投資対象だと判断したものを一時的な感覚で切り捨ててしまうことはよくありません。

冷静なときにこの文章を読んでいる方であれば「当たり前だろう」と思うかもしれませんが、実際に自分の資産が増えたり減ったりしているとついつい冷静さを失った判断をしてしまいがちです。

短期的な値動きによる一喜一憂を極力抑え、常に冷静な判断をし続ける努力を行いましょう。

 

 

身の回りの全ての情報を疑え

資産運用を行なっていると、様々な情報・意見を耳にすることになります。

 

「この商品が良い」「こっちの銘柄が上がりそう」などといった、個別の商品(銘柄)の話や
「アメリカの景気が〜」「イランの経済が〜」「為替が〜」などといった、経済に関する話、
「投資なんてギャンブルだ」「運用で得たお金なんてあぶく銭だ」などといった、投資に関する価値観についての話まで、

その内容は様々です。

 

一見すると、あなたにとって有益な情報提供であったり、あなたのためを思った発言のように聞こえますが、これらには注意が必要です。なぜなら、それらの発言の裏には各人の思惑があるのです。

 

例えば、証券会社や銀行の窓口を考えてみましょう。

一見すると金融のプロがアドバイスをしてくれるようにも思えますが、彼らは、あなたが商品を買えば買う程儲かる仕組みになっています。

あなたの資産がその後どのように変化するかは関係なく、あなたが投資信託を買えば買うだけ証券会社は儲かるのです。

 

ですから、証券会社はとにかくあなたが買いたくなるような説明をします。

さらに言えば投資信託には売る会社(証券会社)と、それを設計する会社がありますが、設計する会社は証券会社が売り易い商品を作ります。

商品を設計する段階から、「お客様の為に資産を確実に増やすこと」が目的ではないのです。

投資信託を作り、売る会社と、とお客さんであるあなたとの利害は全く一致しません

 

これについてはこちらのページでより詳しく解説していますので、よろしければ是非ご一読ください。

➡︎ 投資信託に潜むワナ – 銀行や証券会社は本当に投資家の味方なのか –

 

他にも雑誌などはどうでしょうか。言わずもがな、雑誌が売れれば売れる程、出版会社は儲かります。

予想が当たるか当たらないかは関係なく、驚くようなタイトルでとにかく多くの人を引きつけ、雑誌の購入を促すのが出版会社の意向です。

 

ここでも、雑誌を提供する側の利害と購読者であるあなたの利害とは一致しません

雑誌の情報を信じるのは勝手ですが、情報の出し手はあなたに対して、記事の確からしさに対して、何の責任も思いも情熱も無いのです。

「不動産価格は上昇基調と言われているがいくつかの要因によって下振れの可能性あり。専門的な分析により慎重に購入する必要あり。」

が真実だとしても、これでは雑誌は売れないのです。

 

親族はどうでしょう。証券会社の営業マンや雑誌の編集者と違い、本当にあなたのことを考えてくれているはずです。

しかし彼(彼女)は、資産運用におけるプロフェッショナルでしょうか?多くの場合は、NOでしょう。

 

金融の世界に置いては、本当に卓越した専門性を持っている人間以外は、全て「素人」と言えます。

あなたの親族も恐らく例外では無いでしょう。そして株で損をした友人のことが頭をよぎり、あなたを思うあまり熱っぽく自説を展開することになります。

あまり詳しくない人の意見が本当に有益かどうかは疑わしいものです(案じてくれる気持ちは嬉しいですが)。

 

このように身の回りに溢れている多くの情報、特にあなたに向けて発信されているものには多くの場合「バイアス」がかかっていますこれらの情報に惑わされないようにすることが重要です。

 

特に、プラスであれマイナスであれパフォーマンスが出ている時は注意が必要です。自身が冷静な判断力を失っている可能性があります。

また、資産が増えればより食いついてくる営業マンもいるでしょうし、資産が減れば「それ見たことか!」と熱くなる親族の人もいるでしょう。

そんな時こそ冷静に考える必要が出て来ます。身の回りに溢れる情報に振り回されないようにしましょう。

 

 

 

資産運用を成功させて人生をより豊かにするために

 

いかがでしたでしょうか。言われてみれば当たり前の内容で「わかりきっているよ」と思った方も少なくないでしょう。

ただ、実際運用をしていくとついつい忘れてしまいがちになってしまうことがあります。

 

特に、重ね重ね言うようですが、資産が増えた時や減った時、プラスであれマイナスであれパフォーマンスが出た時は、冷静さを失い、これらの”当たり前”が頭から消えてしまいがちです。

 

資産運用は人生の中でも大きなウェイトを占める非常に重要な問題です。

精神的に揺れ動くことも少なくないでしょう。

 

だからこそ、冷静な時にきちんと振り返ることが重要になってきます。

長くより確実な資産運用を続けていくためにも冷静さをもって様々な判断を行なっていきましょう。