50歳からの資産運用 コロナショックで株価はどうなる!?暴落に耐えるリスクをヘッジした資産運用とは

コロナショックで株価はどうなる!?暴落に耐えるリスクをヘッジした資産運用とは

新型コロナウイルスの影響は、経済にも大きな打撃を与えています。
リーマンショック級の暴落も危惧されていますが、そんな時こそきちんと暴落にも備えられる運用について考えるよい機会です。
相場に左右されずに安定した運用を続ける方法を考えていきましょう。

資産運用
最終更新日:2023年01月10日

コロナショックによる株価暴落

 

新型コロナウイルスの影響が日本各地に広がっています。

全国の小中学校が休校になり、スーパーやドラッグストアの店頭からマスクやトイレットペーパーまでもが消え、多くの企業でテレワークや在宅作業が推奨されるなど、日本中で混乱が続いています。

IOCは結論を明確にはしていませんが、東京オリンピックの延期も囁かれるほどになりました。

 

その影響はついに、経済にまで大きな打撃を与えてきました。

2月上旬から株価は大きく下がり始め、一時24,000円近くだった日経平均株価は、21,000円近くにまで急落してしまいました。

参考:日経平均 – Google 検索

 

この急落は、2009年のリーマンショックを彷彿とさせるものがあり、アメリカ市場(NYダウ)の急落も相まって、再び金融危機が訪れるのではないかとの懸念も広まっています。

 

ついに、日銀の黒田総裁も国債やETFの買付(資金供給)に乗り出す考えを示すなど、株式市場は混乱を極めています。

日銀が買い支えなければならないほど、今の日本経済は追い詰められている状態にあるのです。

 

 

暴落に強い資産運用とは

 

新型コロナの影響は、いったいつまで続くのか、またどの程度の「下げ」を招くのかまだわかりません。

リーマンショック級の経済危機を招く可能性も危惧されています。

 

2010年以降順調に来ていた世界経済も、ここに来て一度足踏みする可能性は否定できません。

アメリカ大統領選挙も控えている2020年の株式市場には大きな注意が必要です。

 

もしかすると、今後数年間は大きな谷間の時期になる可能性もあります。

ですが、長期で資産運用をするのであれば、この不況時でさえもきちんと成果を出し続けることが求められます。

 

長く資産運用を続けていくためには、不況時にこそ着実に成果を残せる投資が必要なのです。

ここでは、特に不況時にも強い資産運用の方法について考えてみたいと思います。

 

 

バリュー投資のヘッジファンド

やはり、運用の王道はヘッジファンドです。

純粋な株の売買(現物取引)だけに止まらず、先物やオプション、空売り等を駆使して、ポートフォリオのリスクを調整し運用するヘッジファンドは、市況に左右されないパフォーマンスが期待できる最有力候補でしょう。

※そもそものヘッジファンドの起源は「恐慌から富裕層の資産を守る」ことであったことからも、当然と言えるかもしれません。

 

そんなヘッジファンドの中でも、特に注目するべきは「バリュー投資」を重視しているファンドです。

バリュー投資とは、企業の資産価値を評価し、割安な銘柄に積極的に投資する方法であり、株価が値崩れしにくいという特徴があります。

 

市場が下落局面であっても、下げ幅を最小限に抑えるため、ポートフォリオに組み込むことで、リスクヘッジにもなります。

もちろん、上げ相場でも企業の資産価値を裏付けに、しっかりとバリューアップによる利益も狙うことができます。

 

バリュー投資を主体とするファンドで代表的なものはBM CAPITAL(BMキャピタル)でしょうか。

興味のある人は、是非以下の記事を参考にしてみてください。

➡︎ 関連ページ:【BMキャピタル vs セゾン】注目ファンドの評判は?資産運用で話題の投資先を徹底比較

 

 

未公開株に投資するPEファンド

バリュー投資だけでなく、もう一つ、市況に左右されにくく下げ相場に強い投資の方法を紹介しましょう。

それは非上場の会社(未公開株式)に投資するPEファンドです。

 

PEファンド(Private Equity Fund)が投資する未公開株式は、マーケットで取引されているものではないため、当然のことながら、株価が株式市場の影響を一切受けません。

未公開株式は、株主である、会社の社長・経営者や、創業者などと直接やりとりし、相対取引にて売買契約を締結します。

 

PEファンドは、非上場の会社の株式を取得(買収)し、会社の経営を改善することで事業から収益を得ます。

いわゆるマーケットで他のトレーダーの影響を受けながらトレンドに左右されることもないため、地に足のついた運用成果が期待できます。

 

日本にPEファンドは数が少ないですが、Tortoise Partners(トータスパートナーズ)などが、その代表格でしょうか。

こちらも、興味のある人は、以下の記事も合わせてご一読ください

➡︎ 関連ページ:
トータスパートナーズはここがスゴイ!投資家にとってのヘッジファンドのメリットとは?
トータスパートナーズの評判は?注目のPEファンドを徹底評価
【2020年】社会性の高い投資ファンド<トータスパートナーズ>の投資手法や出資方法を解説

 

まだ、しばらくは厳しい市況が続きそうですが、そんな中でも投資を続け、成果を出し続けなければ資産運用の本質は失われてしまいます。

暴落にもきちんと備えられる、本質的な価値の高い投資の方法を、是非検討してみてください。

▼おすすめファンドランキングはこちら