50歳からの資産運用 株で大儲けしたらどうする!?突然手にしたまとまった資金を運用する方法を考える

株で大儲けしたらどうする!?突然手にしたまとまった資金を運用する方法を考える

株で一山当ててしまった人が、膨らみすぎた資金をどう運用したらいいのか迷ってしまうことがあります。
突然手にした大金を運用するのは簡単ではありません。
そこで今回は1,000万円以上のまとまった資金を運用していく際にオススメの方法をご紹介いたします。

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最終更新日:2023年01月10日

株で大儲け!意外と身近な一攫千金のチャンス

 

株や投資信託で資産運用をする人が増えてきました。

銀行の金利はいつまでも低いままですし、預貯金ではほとんど資産は増えないため、資産運用への関心は高まっていますし、NISAやiDeCoなどの制度も充実してきています。

 

とはいえ、日本ではまだまだ投資に詳し人は少なく、投資をしていると言っても、数十万円程度の趣味レベルの人がほとんどでしょう。

 

数十万円程度(例えば50万円としましょう)であれば、自分で勉強しながら色々と試行錯誤をしても楽しいかもしれません。

 

レバレッジをかけたりしなければ、最悪でも50万円の損失で済みますし、その過程で数万円程度の勝ちを拾うこともあるでしょう。

株をする中で、企業の財務や経済の大きな流れについての理解が深まるとも思います。

 

そうやって、勝った負けたを繰り返している中で、時折大金を手にする人がいます。

なんとなく買っていたゲームベンチャーの株が急騰することがあるかもしれません。

 

数年前の(株)ミクシィ(2121)などは良い例で、最大で225円→7,000円と数年で30倍以上に跳ね上がっています。

 

SNSの黎明期に一世を風靡した企業のため、「なんとなく買っていたら大儲けした!」という人も少なくないようです。

仮に底値の時に50万円分保有していれば、3~4年で1,500万円もの利益を得ることができます。

 

最近では、仮想通貨で大金を掴んだ人の話をよく耳にするようになりましたし、そうやって投資で大金を稼いだ人を「億り人」や「自由億」などと呼ぶこともあるようです。

また、一攫千金と言えば、退職金や遺産相続などもありますし、宝くじも可能性としては考えられます。

 

このように個人が一攫千金を手にするチャンスは意外と身近にあるのです。

 

 

大勝ちは続かない?大金を運用するのは難しい

 

このように、個人が予期せぬタイミングで大金を手にする機会は身近に存在します。

ですが、そうやって膨らんでしまった資金を運用するのは簡単なことではありません。

 

突然手に入った1,500万円と、趣味で運用する50万円は同じではありません。

 

選ばなければならない(調査・分析しなければならない)銘柄の数も増えますし、家計に与える影響も大きくなります。

1,500万円を運用するのであれば、100万円単位で利益が出たり損失を被ることもあるでしょう。

 

少額の運用で勝ちを拾ったからといって、自分の力を過信して、突っ走るのもリスクがあります(そうやって一度手にした資産を失ってしまった人は数え切れません)

投資に精通していない個人(素人)がまとまった資金を運用するのは簡単ではありません

 

とは言え、せっかく手に入れた資金を寝かせて、また数十万円の運用に戻っては意味がありません。

せっかくの大きな資産を活用しない手は無いのです。

 

そこで、投資(運用)にそこまで精通していない人でも、大きな資金(1,000万円以上)を運用できる方法を考えていきたいと思います。

 

 

まとまった資金があるなら不動産かファンドで運用

 

聡明な方であれば、まとまった資金を運用する「何かしらの方法」を既に検討されているかもしれません。

自分で株などで運用する手間やリスクを考えると、もっと別の適した方法があるのではないかと考えるのが賢明です。

 

大金を効率的に運用する方法は限られています。ここでは2つの方法をご紹介しましょう。

 

不動産で運用する

大型資産運用の代表格と言えば不動産投資でしょう。

 

マンションオーナーとなれば、家賃収入という「不労所得」を得ることができます。

初めに物件を精査する際には、ある程度の労力を費やす必要がありますが、管理事務所などの力を借りれば、オーナーとしての仕事はほとんど無しに不動産経営ができます(その分、管理手数料が必要となるため利回りは低くなりますが)

 

ただし、不動産投資は、家賃収入というインカムゲインを得られる一方で、不動産の価値そのものが下落することによる損失も考えられます。

物件の価格が上がればさらなる利益も考えられますが、東京オリンピックを控えた今、不動産価格は既に上がりきっており今後のキャピタルゲインは難しいとも考えられます。

 

不動産投資の一番のリスクは、物件を手に入れるためにまとまった資金が必要なため、借入をしなければならないケースが一般的だということです。

銀行からの借入とはいえ、借金であることに代わりはありません。

 

自己資金があればこの借入をせずに(あるいは最小限に抑えて)、不動産投資を始めることができます。

これは資金がある人にだけ許されたメリットでしょう。

 

 

ヘッジファンドで運用する

運用資金が大きい人に許された運用方法としてもう一つ考えられるのは、ヘッジファンドに出資するという方法です。

ヘッジファンドは最低出資金が1,000万円以上のところも少なくなく、ハードルが高いですが、資金がある人にとっては、安定して高い利回りが期待できる投資サービスです。

 

こちらもファンドに(運用責任者であるファンドマネージャに)運用を一任できるため、手間がかからないという点は、不動産投資同様に、個人投資家にとってのメリットです。

 

また、投資のプロにお願いするため、安定的に高い利回り(年10%以上)が期待できるのも魅力的な点でしょう。

 

ただし、私募であるヘッジファンドは情報量が少なく、なかなか投資先を見つけることができません。

また、見つけても常に募集をしているとは限りませんし、審査が必要な場合もあります。

 

個人投資家でも比較的出資がしやすいおすすめのファンドについては、当サイトでも色々と紹介しているので興味がある人は是非参考にしてみてください。

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