投資の日(10月4日)とは
みなさんは10月4日が「投資の日」として制定されていることをご存知ですか?
もうお気付きのように、10(とう)4(し)という単なる語呂合わせからきていますが、これは1996年に日本証券業協会によって定められました。
日本人の金融リテラシーの向上を目的として制定されたものですが、現在では、日本証券業協会・投資信託協会・日本取引所グループ・東証・大証などが共同で立ち上げた「証券知識普及プロジェクト」が様々なイベントを運営しています。
ちなみに、この「証券知識普及プロジェクト」には、同じく10月4日に生まれたマスコットキャラクター「とうしくん」がいます。
この「とうしくん」はいわゆる「ゆるキャラ」であり、投資をより身近に感じてもらうためにいるものですが、10月4日生まれという語呂合わせだけでなく、10頭の兄弟がいるという設定は「分散投資」を、ほのぼのとした性格でじっくり成長を見守るという性格は「長期投資」を意味(暗喩)しているようです。
意外と奥が深いプロフィールとなっています。
投資の日には何が行われるのか
では、この「投資の日」には何が行われるのでしょうか?
基本的には、先に紹介した「証券知識普及プロジェクト」によって様々なセミナーが開催されます。
そもそも、この「証券知識普及プロジェクト」とは
公正・中立な立場から長期的・継続的に証券知識の普及・啓発を図ることを目的に、学校における金融経済教育に役立つ各種学習教材の提供、一般消費者向けのセミナーや講演会の開催等、多岐にわたり活動している共同事業です。
引用元:金融経済ナビ:証券知識普及プロジェクト http://kinyu-navi.jp/project.html
となっています。
投資の日に合わせて開催されるセミナーも、ほとんどは無料のものであり、この機会に投資に興味をもってもらうだけでなく、少しでも日本人のリテラシーが向上するような支援を目指していると受け取ることができます。
ちなみに今年(2017年)のテーマは
投資「する」と「しない」の未来予想図
となっており、「未来予想図診断」では、金融リテラシーのチェックが行える他、「座談会」ではこれから投資を考えている人の参考になるような、既に投資をしている方のリアルな話が聴けるようです。
これらは、”とっかかり”のコンテンツであり、いろいろと読み進めていくと、あなたに合ったセミナーをいくつかオススメしてくれます。
これらのセミナーを参考に今後の勉強に活かしてはどうでしょうか。
ますます身近になる資産運用
ここまで説明したようなセミナー以外にも、人気のお笑い芸人が登場する動画やWebマンガ、キャンペーンなど、初心者でもわかりやすい・とっかかりやすい企画やコンテンツが様々用意されています。
それほどまでに、日本でも資産運用(投資)は注目されており、また一般的なものになってきていると言えるでしょう。
政府も「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、NISAに代表されるような誰でも投資を始めやすい制度が整いつつあります。
実際、ここ数年で、資産運用をしている割合は急激に増加しているようです。
「投資はお金持ちがするもの」という時代は終わりました。
これからの時代を乗り越えていくためにも、しっかりと「お金が働く(お金がお金を増やす)仕組み」を考えてみてはいかがでしょうか。
参考ページ
➡︎「証券投資の日」と「とうしくん」について | 日本証券業協会 http://www.jsda.or.jp/manabu/seminar_info/toushi/index.html
➡︎ トップページ|平成29年度「投資の日」特設サイト http://www.jsda.or.jp/manabu/104/
➡︎ 金融経済ナビ:証券知識普及プロジェクト http://kinyu-navi.jp/project.html