50歳からの資産運用 資産運用 1,000万円の運用で元本保証は損?資産運用で絶対に考えておくべき秘訣とは

1,000万円の運用で元本保証は損?資産運用で絶対に考えておくべき秘訣とは

1,000万円貯まったら間違いなく資産運用を始めるべきだと言われていますが、リスクを取らずに元本保証で運用したいという人も多いのではないでしょうか。
ですが、元本保証で運用することが本当に正しいのでしょうか?今回は1,000万円を運用する際に考えておきたい秘訣についてお伝えしたいと思います。

資産運用
最終更新日:2018年10月02日

今まで投資や運用をしたことがなかったという人も、貯金がある程度の金額になってくると本格的に興味を持つようになるかと思います。

 

「貯金がいくらできたら運用を始めるべきなのか?と言うのはその人の置かれている状況や、運用に求めるものによって異なりますが、一般的に1,000万円貯まったら間違いなく運用を始めるべきだとも言われています。

 

ただ、「運用を始めるべきだ」といきなり言われても、何から手をつけていいかを考えるのは簡単ではないでしょう。

また、一生懸命稼いで貯めた1,000万円を、うにか減らさずに運用したいと考える人は少なくないでしょう。

 

いわゆる「元本保証」での運用ですね。

そこで、今回は1,000万円を「元本保証」で運用する方法について考えていきたいと思います。

 

 

元本保証の運用①:定期預金

 

元本保証で一番身近なものと言えば預金でしょう。

また、預金の中でも比較的金利の高いものに定期預金があります。

 

定期預金とは、期日まで引き出すことができない代わりに、普通預金より金利が高くなるというものです。

いつでも引き出せるという資産の“流動性”を失う代わりに金利が高くなるのです。

 

では、代表的な金融機関である、いわゆる「メガバンク」の定期預金金利について見てみましょう。

・三菱東京UFJ銀行:0.010%
・三井住友銀行:0.010%
・みずほ銀行:0.010%

 

仮に、1,000万円をこれらメガバンクの定期預金で運用すると、

1年間で 1,000万円×0.010% =1,000円 の利息を受け取ることができます。

 

1,000万円も貯金して、1年でたったの1,000円しか増えません。

これはもはや運用と言えるのかと言うレベルですね。ランチ1回で無くなってしまうような金額です

 

 

元本保証の運用②:国債

 

元本保証で運用できるものとして、次に代表的なものに債券があります。

中でも日本政府が発行する日本国債は特に信用度が高く人気があります。

 

銀行預金でも元本が保証されますが、もし銀行が破綻した場合、保証されているのは1,000万円までです。

 

国債も厳密には”絶対の”元本保証ではなく、万が一デフォルト(債務不履行)した場合、つまり国が破綻した場合には元本が還ってきません。

 

ですが、日本政府が破綻する可能性は今のところ限りなく0(ゼロ)に近く、また銀行が破綻する可能性と比較しても非常に小さいと考えられ、銀行預金より安全と言えます。

 

国債には3種類の商品があります。

・変動金利型10年満期(変動10)
・固定金利型5年満期(固定5)
・固定金利型3年満期(固定3)

 

個人向けの国債は1年分の金利を支払うと元本で償還できます。

つまり、最初に元本保証で運用できると述べましたが、1年以上保有することで元本保証での運用ができる事になります。

 

それぞれの金利は「基準金利」に対して設定されています。

・変動金利型10年満期(変動10):基準金利×0.66
・固定金利型5年満期(固定5):基準金利-0.05
・固定金利型3年満期(固定3):基準金利-0.03

 

ただし、「下限金利」と言うものが設定してあり、最低でも0.05%(年率)の金利は保証されています。

残念ながら近年は基準金利が小さいため、実質的に0.05%での運用と考えてよいでしょう。

 

それでは、1,000万円をこの年利0.05%の国債で1年間運用するとどうなるでしょうか?

1,000万円×0.050% =5,000円/年

 

国債で運用しても、1年で5,000円しか利息がつきません。

ランチとは言いませんが、ディナーには足りない様な金額ですね。

 

 

元本保証の運用③:社債

 

同じ債券の中でも比較的金利が高いものに社債があります。

社債とはその名の通り発行体が企業の債券です。

 

国債と同様に、満期まで保有していれば、元本保証での運用が可能です。

ですが、もちろん発行している企業が倒産したらその限りではありません。

 

企業の発行する債券は、銀行や国に比べると破綻するリスクが高くなるため、金利も高くなるのです。

 

ソフトバンクが高利率の社債を発行したことでも話題になりましたが、その金利は2.03%/年(100万円から購入でき、7年満期)でした。

 

仮に、1,000万円分、ソフトバンク社債を購入したとすると、

1,000万円×2.03% =203,000円 が1年あたりの金利収入となります。

初任給くらいの金額にはなり、もらえたら嬉しいという人は多いのではないでしょうか。

 

しかも、7年間保有し続けていれば元本が還ってきます。

7年間動かさなくていいお金が1,000万円あるのであれば、やってみる価値は0(ゼロ)ではないでしょう。

 

ただし、ソフトバンク社債の格付けは、S&P(金融商品や企業、政府などの信用状態に関する意見及び投資情報を提供する、世界最大手の格付け機関)によると、「BB+」です。

参考:格付情報 | 株式・社債について | IR情報 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
https://www.softbank.jp/corp/irinfo/stock/rating/

 

ちなみに、このBB+という格付けは

債務者は短期的にはより低い格付けの債務者ほど脆弱ではないが、高い不確実性や、事業環境、金融情勢、または経済状況の悪化に対する脆弱性を有しており、状況によってはその金融債務を期日通りに履行する能力が不十分となる可能性がある。

 

というレベルです。

出展:S&P の格付け定義等
 https://www.standardandpoors.com/ja_JP/delegate/getPDF?articleId=1876492&type=COMMENTS&subType=RATING%20DEFINITION

 

ちなみに、同じ一企業でありながら”NTTドコモ”や”キヤノン”、”東京ガス”、”トヨタ”などより高い「AA」の評価を受けているところもあります。

設定されているリターンがリスクに見合っているかをよく検討した方がいいでしょう。

 

 

1,000万円の運用手法として元本保証は適正なのか?

 

3種類の運用方法を見てきましたが、気に入ったものはありましたでしょうか?

 

元本保証の運用では、定期預金では0.01%、破綻リスクのある社債でも2%ちょっとといったところが現実的なラインです。

 

欲を言えばもう少し高い利回りで運用したいという人も多いのではないでしょうか。

 

そもそも、上記の3種類の運用で利回りが異なりましたが、その要因は何だったでしょう?

それは金融商品のリスクです。

 

預金や国債は発行体が銀行や国という事で、信頼度が高く最もリスクが小さい部類に入りますが、その分利回りもとても小さくなってしまいます。

ほとんど運用する意味がないと言える利回りでした。

 

一方、ソフトバンク社債のようにリスクのある投資だと利回りが2%程度となりました。

年2%で十分だという人は、いろいろな社債を探してみるのもいいかもしれません。

 

ただし、どうせリスクをとった運用をするのであれば、もっと高い利回りが欲しいという人もいらっしゃるでしょう。

その場合には、元本保証という制約を外すことが必要となってきます。

 

元本保証ではなくてもよいということを許容できれば、よりたくさんの選択肢から投資先を選ぶことができます。

 

きちんとリスクをヘッジ(コントロール)しながら、より高いパフォーマンス(利回り)を安定的に実現しているものもあるでしょう。利回り10%というのも不可能ではありません。

 

 

資産運用の世界に精通している富裕層に良く選ばれている方法としては、ヘッジファンドに預けるという方法があります。

これは、運用のプロに資産を預けて代わりに運用してもらうというサービスです。

 

ある程度まとまった資金がないと受け付けてもらえない事が多いですが、1,000万円あれば選択肢は複数持てることでしょう。

 

私の考えでは、投資元本が1,000万円もある場合、ヘッジファンドで運用する運用方法が最適だと考えています。

 

元本保証の商品ではリターンが少なすぎますし、もう少し高い利回りを狙うのであれば、きちんとリスクをコントロールできるプロこそが最も堅実な実績を積み上げているためです。

 

優秀なヘッジファンドであれば、最小限のリスクで年10%程度の利回りを実現するところも十分に存在します。

 

ちなみに投資のプロであるヘッジファンドとはいえ、より高いリターンを得るにはそれ相応のリスクが必要になります。

「3年で2倍!」や「確実に年30%!」といった、”美味しすぎる”話には注意してください。

 

特に”確実に〜”などと、元本保証をうたっているものは詐欺の危険性もあります。

投資先を見極める際には、よく吟味して検討するようにしましょう。

➡︎ 関連ページ: 詐欺に要注意!「元本保証で高利回り」をうたった金融商品の危険性とは

 

定期預金、国債、社債の例でも見てきましたが、資産運用ではどれくらいの運用利回りを目指して、どれくらいのリスクを取るのか」をよく考える必要があります。

 

そして、「リスクに対するリターンの割合」が一番良いものを選択するのが、”合理的”な方法だと言えるでしょう。

その「リスクとリターンのバランス」で考えると、年間利回り10%くらいを目標にするヘッジファンドでの運用が個人的には一番おすすめです。

 

 

さいごに – ヘッジファンドで運用するには –

 

ヘッジファンドで運用(投資)するには、直接説明を聞きに行く必要があります。

既にどこかのヘッジファンドに出資している人が知り合いにいれば、その方に紹介してもらうのが一番です。

 

直接の”ツテ”がない場合は、ホームページ等から問い合わせてみましょう。

ヘッジファンドは出資者を大切にしているので、丁寧に対応してくれるはずです。

 

どういったヘッジファンドがあるか分からないという方に向けて、当サイトではおすすめのヘッジファンドをランキングにて紹介しています。

興味のある人は是非参考にしてみてください。

 

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