資産運用の大原則!投資を始める前に必ず考えなければいけないこととは
資産運用において、具体的な投資先(株の銘柄や、不動産の物件など)の選定に入る前に必ず考えなければいけないことがあります。
それは、どれくらいの目標利回りで運用するのかという、目安の設定です。
ここでは、500万円を元手に資産運用がしたい人に向けたプランを提案したいと考えているため、まずは、500万円を様々な年率で複利運用した場合の成果について見ていきたいと思います。
1) 500万円の元手を年率3%で運用
▶︎ 5年目 :580万円
▶︎ 10年目:672万円
▶︎ 20年目:903万円
2) 500万円の元手を年率5%で運用
▶︎ 5年後 :638万円
▶︎ 10年後:814万円
▶︎ 20年後:1,320万円
3) 500万円の元手を年率10%で運用
▶︎ 5年後 :805万円
▶︎ 10年後:1,300万円
▶︎ 20年後:3,364万円
4) 500万円の元手を年率20%で運用
▶︎ 5年後 :1,244万円
▶︎ 10年後:3,096万円
▶︎ 20年後:1億9,170万円
こちらを見比べて頂ければ一目瞭然だと思いますが、同じ500万円を運用するにしても運用の利率が少し違うだけで、20年後の結果は大きく変わります。
もちろん、年利3%→年利20% と上がるつれて、難易度やリスクは大きく変わるため、本当に必要な額はいくらなのか、いくらまで運用したいと思っているのかをまずは充分に考える事が大切です。
そして、その運用目標にあった商品は何なのか、という視点で具体的な投資先を見ていきましょう。
500万円あれば、株や投資信託「以外」にも選択肢は拡がる
資産運用の元手が500万円あれば、いわゆる「高所得者向け」の金融商品にぎりぎりアクセス出来る可能性があります。
50万円、100万円といった金額で運用をスタートする際には、「投資信託」や「株」「債券」「保険」などといった金融商品にしか投資ができません。
しかし、500万円を超えたあたりから、「ファンド」や「不動産」など、富裕層にのみターゲットを絞った良質な金融商品を購入出来る可能性があります。
ヘッジファンドとよばれる、プライベートに人を募集するファンドは、一般的には1,000万円以上の預け入れ額を最低額としていますが、直接交渉することで1,000万円以下からでも預け入れを行う事もできるようです。
興味のある方は、一度問い合わせて聞いてみるのも良いかもしれません。
500万円以外にも、資産クラスごとにおすすめの運用方法を以下のページでそれぞれ詳しく解説しています。是非こちらも参考にしてみてください。
➡︎ 500万円を元手にリスクを許容してでも年間+20%の収益を上げる方法
➡︎ 1,000万円を元手に老後資金1億円を積み立てる方法
➡︎ 2,000万円を元手にリスクを抑えつつ継続的に年利+10%の収益を上げる方法
➡︎ 4,000万円を元手に“低リスク”かつ“年率8%”で運用したいという方へ
➡︎ 5,000万円を元手にリスクを最小限にしつつ永続的に年間+5%の収益をあげ続ける方法
➡︎ 1億円の運用方法を考える – 富裕層だからこそできる低リスクで確実な運用方法とは –