資産運用ブログ

資産運用について、いろいろな金融商品について勉強していても、実際に運用したらどうなるのかというイメージを持つことは難しいかと思います。このページでは実際に管理人がこれまで運用してきた軌跡を紹介しています。
長い期間で見たときに、各種金融商品(運用先)がどのように推移しているのか、また資産全体がどのように変化しているのかをご紹介いたします。
※一部、個人が特定できる情報は伏せてあります。ご了承ください。

管理人の投資戦略

  1. なるべくローリスクの手法を重視して、資産の分配を行う
  2. リスクを最小限に抑えつつリターンの高いところを調査し+10%/年を目標とする。

サマリー

運用資産総額¥72,062,490 円
投入資産¥41,737,740 円
運用成績+30,324,751 円

はじめに

2010年9月当時、外資銀行をリタイアした私は、資産運用で残りの人生の財を賄っていこうと思いました。

幸いにも銀行員時代にある程度の収入をいただいていた私は、ある程度の貯蓄があったため、短期的な収益を求める必要がなく(年内に最低でも500万円は運用で収益を上げなけれ生活ができなくなってしまうということはなく)、長期的に安定した運用を行うことを目的として運用を開始しました。

とりあえず貯蓄の一部である2000万円を元手に始めてみようと考えましたが、長期的に運用を続けて財をなす場合に必要な運用収益率をここで考えてみたいと思います。

2000万円の元手を各年利で40年運用した場合の資産推移

元手を2,000万円でスタートし、各利率で毎年運用して行った際の資産の推移になります。

数字が少々細かいですが、この表からわかることは、
毎年+20%のような収益を求める
必要がない
ということです。

仮に年20%で20年運用した場合、わたしが60歳に到達する頃には資産が約7.6億円に到達します。そこから更に20年運用し80歳にさしかかる頃にはなんと資産が290億円にも及ぶのです。

もちろんここまで増やすことができるのであればそれに越したことはありませんが、投資で高いリターンを求めようとした場合、リスクも同様に高くなってきます。自分の身の丈にあった(必要な)資産の目標をきちんと達成できるのであれば、最低限の収益目標を立て、不要なリスクを最小限に抑えるべきだと私は考えています。

ここで、様々なケースを検討してみた結果、結論から言うと年間10%程度の収益(月+0.8%)を達成し続けることができれば、2,000万円の元手が60歳前後で1億円程度に増やせることがわかります。

これが達成できればその後は 1億円×10%=1,000万円 ということになり、不労所得で1,000万円程度の収入を見込めることになります。もちろんより多くの財を成すことができるのであればそれに越したことはありませんし、短期的には運用益が年間で200~300万円となってしまいます。

しかし、長期的なリスクや目標値を考慮し、幸いにも短期的には貯蓄や雑収入などで生活には困らないので、

年間10%を安定して継続的に達成すること


を目標に資産運用を行なっていきたいと思います。

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