日本のヘッジファンド事情
海外の富裕層や資産家がPB(プライベートバンカー)やヘッジファンドを頼りに資産形成をしているイメージはお持ちでしょうか?
数十億、数百億という資産を持つ彼らが、運用のプロに資産を預けて、その富を築いているのは今に始まったことではありません。
ヘッジファンドとは、投資家から集めた資金を、投資のプロであるファンドマネージャが運用し、そこで得られた利益を出資者に還元する資産運用のサービスです。
元々は欧米の富裕層の資産管理をする機関でしたが、今では一般の投資家からも資金を調達し運用するものが増えてきています。
「ヘッジファンド」というと海外のものであり、「億」単位で運用する人が対象で、自分には縁のないものだと考えている人もいるようですが、日本国内にも、個人の投資家が資産を預け入れることができるヘッジファンドは存在します。
しかし、ヘッジファンド個々の名前(社名)は一般的にはあまり知られていません。これは、ヘッジファンドというものが「私募」であることが関係します。
「私募」では不特定多数に向けた勧誘が出来ないため、テレビ広告を見る機会もありませんし、インターネットで売買する事もできません。
私募のファンドは「プライベートファンド」と呼ばれたりもしますが、こういったファンドは基本的に口コや紹介によって投資家を集めています。
そのため、ヘッジファンドそれぞれの名前が世間に出ることはないのです。
私募とは、50人未満の投資家か、銀行や保険会社などの金融機関などの「適格機関投資家(≒プロ投資家)」のみを対象とする募集方法です。
募集の対象が限定される代わりに、金融庁への届出義務等が免除されたり、費用を抑えることができるといったメリットがあります。
一方で、お金を持っている人や、外資系の金融機関の関係者、投資に詳しい人の周りではヘッジファンドに関する情報が色々とやりとりされています。
「あそこのファンドは相当リスクをとったやり方をしているから気をつけた方が良い」
「あのファンドを立ち上げたのは、××××で運用をやってた人間らしい」
というような情報が、私の周りにも色々と入ってきます。
一般の方はあまり耳にすることがないかもしれませんが、数千万円単位でお金を預け入れている一部の富裕層の間では、ごく日常的にヘッジファンドの話がされているのです。
なぜ日本ではヘッジファンドが浸透しないのか
アメリカやヨーロッパでは、一般的な金融商品(投資先)としてヘッジファンドが広く認知されています。
2,000~3,000万円以上の運用資金がある人であれば、大半の方がプライベートなファンドに預け入れることを検討します。
国債、投資信託、生株買い、保険、というような資産運用の選択肢の中に、「私募」であるファンドが普通に入っているのです。
このような日本とアメリカの違いは、まず国民の金融リテラシーに差があることが関係しています。
日本人とアメリカ人とを比べると、資産運用に関連する金融の知識には大きな開きがあり、知識のない日本人は私募ファンドといっても「よく分からない」という理由できちんと検討しなかったりすることがあります。
また、もう1つの理由に、これまで国内で目立ったファンドが、いずれも心象の悪い末路を辿ったことも関係しているでしょう。
有名なところでは、村上ファンドなどが挙げられますが、彼らは証券取引法違反という形で幕を閉じてしまいました。
村上ファンドが国民に与えた影響は大きく、村上ファンド事件以降、ファンドというと「何だか怪しい」という印象を持たれるようになってしまいました。
その結果、国内で新たにファンドを始めようという人も、資金を容易に調達出来なくなってしまったのです。
そして最後にして最大の理由は、投資によって利益を得る(儲ける)というビジネス自体が、どこか日本の国民の肌にあわないという点でしょう。
投資で儲けたお金のことを「泡銭(あぶくぜに)」と表現するように、日本人は「投資」というもの自体に対してネガティブなイメージを持ってしまう国民性があります。
アメリカをはじめ世界では、投資というビジネスで世界の頂点に登り詰めたウォーレン・バフェットを「ビジネスの神様」として崇拝しており、投資で儲けたお金が「泡銭」だなどという見方は全くありません。
会社の価値を見極めて投資をし、それにより毎年利益を出すというビジネスそのものに対して、全く違う見方をしていることがわかります。
国内で運用できるおすすめファンド
さて、このように日本ではあまり馴染みのないヘッジファンドですが、最近では少しずつ世の中のイメージも変わり始め、ヘッジファンドで資産運用することを前向きに検討する人も増えてきました。
実際に、ファンドを通じて資産運用している人も増加傾向にあります。
年金問題など、老後の資金を個々人できちんと準備することがますます重要になる中で、これまで貯蓄を中心に大きな資産を貯えていた人たちが、一斉にヘッジファンドを検討し始めたのです。
とはいえ、先述の通り「私募」であるヘッジファンドは、それぞれの知名度(ネームバリュー)が高くなることも少なく、ファンドそれぞれが有名になることもありません。
証券会社で取り扱われているわけでもないため、相談する先もありません。
例えば、家電を買うときのように、「SONY」や「Panasonic」が有名だとか、量販店に行って相談するといった探し方ができないのです。
そこで、実際に1,000万円以上の資金があり、ヘッジファンドでの資産運用を検討している人のためにも、おすすめのファンドである「BMキャピタル(BM CAPITAL)」を紹介したいと思います。
BMキャピタル(BM CAPITAL)
BMキャピタル(BM CAPITAL)は、日本のヘッジファンドで、主に国内の中小企業株を中心に投資し運用しているヘッジファンドです。
徹底したバリュー投資を基本とし、割安な銘柄に投資することで、リスクを抑えて確実に成果を積み上げていくことを基本方針として運用しています。
実際に、その成果は素晴らしく、過去のパフォーマンスにおいては、「年間を通じてマイナスになったことがない」という安定感を誇っています。
一方で、アクティビストとして投資した会社の株式のバリューアップにも貢献することで少しでもリターンを大きくするべく活動もする様です。
結果、抜群のリスクマネジメントをしつつも、これまでの実績では「年10%以上」「5年で2倍」という高いパフォーマンスを記録しています。
出資のハードルとして、最低出資金が1,000万円に設定されていますが、ヘッジファンドとしては決して高くないラインです。ある程度の貯蓄がある人であれば、十分に現実的なレベルです。
BM CAPITAL(BMキャピタル)は私募のヘッジファンドのため、直接問い合わせてコンタクトを取る必要があります。
興味がある方は、まずはBM CAPITALのホームページから問い合わせてみましょう。より詳しい情報が得られるはずです。
日本でヘッジファンド運用を始めるなら、BMキャピタル(BM CAPITAL)が間違いなく一番おすすめです。
リスクを抑えてハイリターンを狙いたい方はぜひ検討してみて下さい。
BM CAPITAL
■ 会社名:ビーエムキャピタル合同会社
■ 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1
■ 最低出資額:1,000万円
■ 主な投資戦略:バリュー投資、アクティビスト投資
■ URL:https://bmcapital.jp/
ここで紹介したもの以外にも当サイトでは、様々なヘッジファンドを独自の評価によるランキングで紹介しています。
国内全てのファンドを把握するのは難しいかもしれませんが、優良なファンドに出会うことは十分に可能です。興味のある方は是非参考にしてみてください。