20代のうちから、ある程度の資産を形成している方は案外いるものです。
「海外への駐在で貯金ができた」
「不慮の事故により保険がおりて手元にまとまったお金がある」
「相続した資産がある」
若い人を見ていて思うのは、不動産等の形で保有している場合はさておき、せっかくの資金を銀行口座に眠らせてしまっている方が多く、非常にもったいないということです。
せっかく手元にお金(資金)がのであれば、絶対に資産運用をしてみるべきです。
「お金が減るかもしれない」というリスクを怖いと感じる人もいるかもしれませんが、20代のうちから資産を運用した方がよいという主張には、大きく2つの理由があります。
20代から資産運用を始めた方がよい2つの理由
理由①:多くの学びが得られる
まず1つ目は、「自分のお金」を運用することにより多くの学びが得られるということです。
例えば、自分の貯金800万円を「株式」や「外貨」に投資するとしましょう。
すると、数万円、数十万円の単位で自分のお金が変動しますので、預け入れている先にかなり注目することになると思います。
株式投資であれば株式を通じて企業の動向に注目するでしょうし、FXをやっていれば外貨を通じて国際的な動きに目を向けるでしょう。
また、そういった経済的・社会的な側面だけでなく、運用や投資についての基礎的な考え方も醸成することがでいます。
どのように勝ち負けを繰り返し、どのように目論みから外れていくのか、肌で感じることもできるでしょう。
自らの資産を投じることで、身をもって色々なことを学ぶことができる。
これは早くから資産運用を始めることの重要なメリットです。
理由②:リスクを抑えて、より大きなリターンを得る
2つ目のメリットはより明確で、若くから資金を運用することで運用できる期間が長くなり、運用メリットを最大限に享受できるという点にあります。
仮に500万円の元手を70歳まで毎年5%の利回りで運用するケースをシミュレーションすると、スタートする年齢によって70歳時点での結果は、以下のように変わってきます。
・55歳からスタート(15年運用) ▶︎▶︎▶︎ 約 1,040万円
・45歳からスタート(25年運用) ▶︎▶︎▶︎ 約 1,693万円
・35歳からスタート(35年運用) ▶︎▶︎▶︎ 約 2,758万円
・25歳からスタート(45年運用) ▶︎▶︎▶︎ 約 4,493万円
複利で運用することの効果は、このように運用年月が長くなることで途方も無く大きくなっていきます。
若いうちから長期的な視点に立ち、確実に資産を運用していけば、やがて人生の後半のステージを余裕をもって生活できるようになるでしょう。
スタートが早ければ早いほど、それは難しいことではありません。
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