「資産運用って何のためにするの?」
「資産運用って、しないといけないの?」
「投資先(運用するもの)は、どういう基準で考えれば良いの?」
今回は、こういった「素朴な疑問」を持っている方に向け、資産運用を始めるにあたって基礎となる考え方を解説していきたいと思います。
資産運用はしないといけない?
資産運用のコンサルとして、主に富裕層の方々に対して運用のアドバイスをしていますが、相当な資産を持っている方でさえも「資産運用ってしないといけないの?」と疑問に思っていることがあります。
「運用はしないといけないのか?する必要があるのかないのか?」という極めて素朴な疑問です。
私自身は、この質問に対して、
「資産運用は、しないといけないことはありません。ですが、運用する場合としない場合の差は、想像以上のものになります」
と回答しています。
資産運用というのは、別にしないからと言って取り返しのつかない事態に陥るような類いのものではありません。
稼いだお金をそのまま銀行に預けておけば、別に増えることはありませんが減ることもありません。
ただし、運用を全くしていない人が「ちゃんと運用をしている人」の実態を知ると、その差に愕然とするはずです。
毎年数パーセントから数十パーセントで自分の資産を安全に増やしている人は、普通のサラリーマンの方の中にも結構いらっしゃいます。
1,000万円の元手を年利7%で10年間運用するだけで、最終的に資産はは2,000万円近くになります。
単純に、10年で自分の資産が2倍になるのです。運用と無縁の方は「そんなオイシい話あるはずが…」と思うかもしれませんが、実際これくらいの運用をしている方はザラにいますし、私自身も長年に渡ってそれ以上の成果が出ています。
実際に成果を出している人もいるし、そんなに特別なことではない。
この認識だけは、持っておいても良いのではないでしょうか。少しでも興味があったり、資産を増やしたいと真剣に考えている人は、勿論資産運用はするべきですし、今すぐにでも動き始めた方が良いと思います。
資産運用って大変なんじゃないの?
「ちゃんと運用しようと思ったら大変なんじゃないのか?」
「本業があるから時間はとれないが大丈夫なのか?」
こういった疑問もよく耳にします。
これに関しては、明確に
「ある程度頼れる存在がいれば、全く問題ありません」と回答しています。
運用が大変なんじゃないかと心配する方の中には、資産運用というと、トレーダーのような人を思い浮かべ、保有している株の値動きに張り付いて「今買いだ!!」「売りだ!!」とやることをイメージされている方も多いようです。
ですが、実際に自分で銘柄を選択して売り買いをするような方法で運用をしている人はごく僅かです。
大抵は、投資信託を保有するなり、どこかの国の通貨を保有するなり、国債を保有するなりし、数週間から数ヶ月に一度くらいのスパンで値動きを確認する程度の労力になっているはずです。
私が推奨しているのは、運用のプロであるファンド(ヘッジファンド/投資ファンド)に預け入れてしまい、運用を完全に委託する方法です。
このやり方を採用すれば実質的には何一つ自分の労力は必要ありません。
数ヶ月に一度送られて来る運用報告書に目を通し、資産が着実に増えていることを確認する。
これでもしっかり利回りが出ますし、報告書を読んでいるだけでも立派な運用となります。
結局、どのように運用すれば良いの?
これはシンプルにして究極の疑問だと思います。
「結局、どのような商品で運用すれば良いのか?」
良く言われることですが、どのような商品がベストかは、その人の目指している運用利回りやその人が今手元に持っている資産の額によって大きく変わります。
「100万円を1年間で5倍にしたい。最悪なくなっても良い」人と、
「手元の5,000万円を、年間2%で運用したい」人では、
投資の仕方が大きく変わってくるのです。
ただ、一方で、どのような見地からも持つ”べきでない”商品もあります。
仮に「1万円から始められるが、10年後には30%目減りする商品」があっても誰も買いませんよね?
つまり、そもそも「増える」のか「減る」のかという点に関して、厳密に言えば絶対的な善し悪しが存在するはずです。
リスク許容度や、価格のボラティリティ(変動幅)とは別次元に、「悪い」商品はいくらでも存在します。詐欺などもってのほかです。
500万円〜5,000万円くらいの元手を、「確実に・年利10%程度」で増やしたいと考えているのであれば、プロの運営するヘッジファンドに預け入れるのが正解だと考えています。
預け入れる際にある程度まとまった金額が必要というハードルはありますが、それを超えれば非常に良い運用を享受することができます。
当サイトでは、ヘッジファンドについての分析をまとめた記事も掲載しているので、興味のある方は是非ご一読ください。
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