【公務員】中村さん(仮名)の場合
今回は「公務員」という職業の方々の資産運用について考えていきたいと思います。
「公務員」という職業の方々にはどのような資産運用の方法があっているのでしょうか。資産運用について悩みを持っているという、中村さん(仮)にお話を伺いました。
※一部個人が特定できる内容については内容を伏せてありますがご了承ください。
インタビュー対象者:中村 秀樹(仮名)49歳。神奈川県で地方公務員をしている。既婚。子供は二人おり、長男(22歳)と次男(19歳)の4人で暮らしている。
– 今日はどうぞよろしくお願いします。まず簡単な自己紹介をお願いします。
中村:中村秀樹(仮名)と申します。神奈川県で公務員をしております。今年49歳になります。妻と子供が二人いて、長男、次男ともに大学生です。
– 資産運用について興味を持ったきっかけは何でしょうか。
中村:私はこれまで資産運用とは縁遠い生活を送ってきたのですが、最近投資に関する話をよく聞くので、何もしてない状態が良くないのではないかと思い興味を持ちました。老後のことも気にかかっています。
– 今まで何か資産運用をしたことがありますでしょうか。
中村:財形をしていました。貯金と合わせると1,000万円ほどかと思います。
– 堅実に貯めてこられたのですね。他に投資信託や不動産などは買ったことがありますか?
中村:ありません。営業の電話がかかってきたことはありますが、よく分からないのですべて断っています。
– 失礼ですが収入はどれくらいありますでしょうか。お仕事以外にもありましたら合わせて教えて下さい。
中村:年収ですか。そうですね、大体800万円ほどかと思います。仕事以外は特にはありません。
– なるほど。老後の生活はこういう風にしたいといった希望はありますか?
中村:そうですね。やはりある程度は余裕のある生活を送りたいと思っています。ハワイに住みたいとかそこまでは全然考えていませんが、お金のことを気にしなければいけない生活も嫌ですね。
– 確かに余裕のある生活がいいですよね。ちなみにお仕事はお忙しいでしょうか。
中村:そうですね。公務員というと暇だと思われがちなのですが、毎日定時に帰っているとかそんなことは全くないです。部下もいますし、責任もある立場ですので毎日残業はしています。仕事はきちんとやっていきたいです。
– そうですよね。責任もありますし、お忙しいかと思います。週末なんかもお仕事されることが多いのでしょうか。
中村:出勤することはほぼないですが、付き合いでゴルフに行ったりはします。もちろん家族サービスも忘れずに、家族で食事に行ったりもしますよ。まぁ子供はもう大きくなったので、妻と二人で行くことが多いですが。
– 幸せな家庭で素晴らしいですね。資産運用は今までされたことがないという事でしたが、やってみたいと思ったものや気になったものはありますか?
中村:うーん、よく分からないというのが一番近いかもしれません。あと少し怖いというのもあります。やはりお金が減るのは嫌ですから。ニュースで株価大幅下落なんていう話を聞くとしり込みしてしまう部分もあります。
– なるほど。本日はありがとうございました。今回お伺いした内容を基に私の考えを述べさせて頂きますので良かったら参考にしてみて下さい。また、運用を始める際は必ず奥様にも相談するようにして下さい。これが一番大切です。
中村:はい、わかりました。妻には必ず相談するようにします。
− 編集後記 − 中村さんにオススメの運用について考える
中村さんにおススメの資産運用は
「500万円を投資ファンドに預ける」
方法です。
主な理由は3つありますので、以下に順を追って説明していきたいと思います。
1. 余裕のある生活を送るためには資産運用が必要
公務員である中村さんは年金をしっかりもらえますから、余裕のある老後を送るには4,500万円ほどの貯蓄があれば十分だと思われます。
中村さんの場合はすでに1,000万円の貯蓄がありますが、もらえる年金を2,000万円ほどだとすると、このままだと合計3,000万円で1,500万円ほど足りないですね。
残りの10年間で1,500万円貯金することは不可能ではないでしょうが、運用をするとずっと楽になります。1,000万円のうち、500万円をファンド(ヘッジファンド/投資ファンド)で運用することを考えてみましょう。
年利10%で運用したとすると、10年後(中村さんの場合60歳の時)に
500万→1,300万円ほどになります。この場合だと貯蓄額は 500+1,300+2,000=3,800万円です。
このままだとやはり足りないです。しかし、60歳の時に解約せず運用をさらに続けたとすると
65歳で500万→2,000万円ほどになります。つまり、貯蓄額は 500+2,000+2,000=4,500万円です。
現時点で手元にある資産を上手く使うだけで目標が達成できてしまうことが分かります。
さらに、50歳から定年までの間に貯金をしておけば、それはそのまま余裕資金になります。もちろん計算上の話ですが、運用をすることで楽に目標を達成できることが分かります。
2. 仕事や家族サービスで時間が取れないので運用を専門家に任せるべき
中村さんは平日は仕事の残業、土日も付き合いや家族サービスで忙しく過ごしているようです。そのため、資産運用を自分で行おうと思ってもなかなか時間が取れないかと思います。
例えば、「不動産を買う」と一言で言っても、物件を調べるところから始めなければいけませんし、内見や銀行からの資金調達、売買契約などやることを挙げればきりがありません。
資産運用は片手間でやって上手くいくものではない、というのが正直なところですので、時間が確保できない場合は自分で運用するのではなく専門家に任せた方が良いでしょう。
ファンド(ヘッジファンド/投資ファンド)は資産運用を全くやったことがない方でも専門家のサービスを受けられる方法ですので、知らない方はぜひ確認してみて下さい。
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3. 強いこだわりがないのであれば運用を専門家に任せるべき
資産運用を自分で行い成功するには強い意志が必要です。実際に成功している人も運用そのものが好きで研究熱心な人が多いです。
情熱があれば、それこそ「2. 仕事や家族サービスで時間が取れないので運用を専門家に任せるべき」であげたような時間の問題も解決できる(仕事を早く切り上げて勉強する時間を確保したり、土日のゴルフを断って物件を見に行くなど)のですが、そうでない場合はとても難しいでしょう。
中村さんの場合、今までも資産運用をしたことがないようですし、また、特に興味のある金融商品もありませんでした。
むしろ、自分で運用を行うとそれ自体がストレスになる可能性もあります(株価が気になって眠れないなど)。
あくまで本業がありますからストレスフリーに資産運用を行うことが大切です。強いこだわりや意志が特になければ、専門家に預けるヘッジファンドという方法が最適と言えます。
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